瞑想



夜中が好きだ。


皆が寝静まり、暗闇が覆うからこそ自分と相対することができる。





今日は数ヶ月ぶりに瞑想した。身体の調和する感覚が、瞑想へと誘った。






部屋を暗闇にして、胡座をかき、手を組む。



無駄な力を抜き、自然に深く呼吸する。




呼吸へ向いた意識を徐々に身体全体、部屋全体へと広げると、意識が空間に溶けるのを感じる。




すると、まるで綺麗な池の中で気泡が浮かんでくるかのように、

様々な思考が夢の世界の混沌さで湧き立ってくる。




次々と浮かんでは消える魅力的なアイデアにも心を執われることなく、意識は空間と混ざり続けなければならない。







そうやって時が過ぎ、自分と自分以外との境界がなくなった感覚の中で目を開く。







自然に感じる不思議な感覚を自分自身からも感じ、自らも自然の一部であることを再認識する時間。



この感覚にずっと浸っていたい、


そう感じた。






この調和のとれた身体の状態を日常で追究する必要がある。



仕事に侵犯されることなく、干渉し過ぎることもない、心と身体が互いに混ざり合う調和した存在でい続けられるように。




瞑想するという意識すらも忘れるように。