世界平和とシステム論2

年度末のゴタゴタと,大学院の入学準備と,大学のパスワード忘れによるネットワークへの接続不可により,投稿が超久しぶりになってしまいました.ちゃんと続けます,忘れてないです,生きています.

今回は二つ前の,世界平和とシステム論の続きです.

世界平和という夢から私の研究内容に繋がります.

即興で書いたので間違っているかもです.あとで見直し,修正します.

 

・平和を妨げているものは何か

人々は,それぞれの価値観の中で幸福を目指して生きていると思います.今私の文章を読んでくださっているあなたも,あなたが思い浮かべる友人も.たとえ不満や愚痴が多い人でも,犯罪を犯す人でも全ての行動の目的はより幸福を感じることにあるでしょう.

 

文明が十分に発達していない社会では,生き延びること,つまり,餓死しない程度の食事や最低限の衣服,安全な住居などを得るために生活し,それがそのまま幸福に直結しています.

 

しかし,文明が高度に発達したことで,先進国などでは,生活に必要最低限な衣食住に困ることは少なくなっています.

私たちが暮らす日本を例にとると,最低限度の生活はある程度保証され,美味しい食事,立派な一軒家,スポーツカーや旅行のために働き,それらを得ることが幸福だ,と感じるようになってきます.人間のそういった欲望には際限がなく,どこまで手に入れても満足しないような人もいます.

 

お金を得ること,欲しいものを得ることが,幸福に直結しなくなってきている.

 

また,不況や災害によって,いま持っているものの価値自体が揺らぐ時代を迎え,加えてAIや仮想通貨など,社会の構造自体が大きく変わりうる技術がどんどんと生み出されています.

 

幸せになりたいと生活しているはずが,どうすれば幸せになれるのか自体がわからなくなりつつある.

 

平和といわれる日本で自殺が絶えない理由は,精神的拠り所のなさ.バブル期までは幸せな人生像が共通イメージとしてあり,昇級性終身雇用という安心安定の労働に支えられていたのに対し,不況が訪れ,技術は革新され,安心も安定もできない,支えとなるものがない社会になってしまった.

それでもなお,昔の均質的,安定志向な社会風潮は残り,時代の流れに逆らおうとしている.

 

お守りや神社,お祭りなど,生活に根付いていた自然崇拝という拠り所,戦時中は天皇という全体的拠り所があり,戦後は復興と経済成長,資本主義(会社)という拠り所があった.

 

科学により自然崇拝は廃れ,戦争中のプロパガンダもなくなった.経済成長は止まり,AIにより人間とは何かが問われるようになった.

 

私が個人的に考える,平和を妨げているものは,人間(特に自分)がなんたるかを知らないこと,考えていないことではないかと思います.

 

そこに目を向けずとも,ほかの考えや他人を信じることで個人の悩み(自殺)からは逃れられるでしょう.この場合,考えや信じる人に依存しますが.

世界規模で考えるならば,各個人が信じている考え,人物,思想,宗教が対立を生む為,それらの考え,人物,思想,宗教自体が折り合いをつけなければ平和にはなり得ないでしょう.

 

しかし,現在の対立状況から,平和への道のりはとても遠く感じます.ここまで問題が大きくなるのは,各個人が考えを委ねた結果,複数の大きなコミュニティを生んでいるところに原因があるのではないかと思います.

 

だからこそ私は,まず自分自身で哲学することが必要だと考えます.これは教育の範囲であると思うのですが,自分自身について,社会について,まず個人で考える.その上で大きな力を持っている人に考えを委ねるのではなく,賛成・反対する.それは感情的ではなく,「ここまでは賛成できるが,こことここについては,私はこう考えます.」のように伝える.

もしここまでの範囲を学校教育,家庭教育でカバーできれば,それが平和への一歩であると思います.

 

・平和のために今最もすべきこと

これは,私が自分ですべきだと考えていること,と捉えてください.

 

世界では,政治,宗教,言語,民族,学問などがあらゆるグループに分かれています.これらにお金が絡み,複雑な関係性が築かれた社会が出来上がっています.

 

もしこれらすべてが可視化でき,お金や情報の流れを可視化できたら...というのが私のアイデアです.そのような研究をこれからしていきます.

 

流れが見えるようになれば,流れていないところがわかる.流れが滞っている,交わっていないところは問題予備軍だと考えられます.

 

紛争にしろ,いじめにしろ,循環の対立や停滞が起こったのちに起こるものなのではないか,と考えており,問題を未然に防ぐ仕組みとして,流れの視覚化に取り組みたいと思っています.

これが,私の考える,平和のために最もやるべきことです.

 

 

・ヒトと自然と平和

地球で生まれ育った我々人類は,もともと,自然という大循環の中で生きていました.

いつの間にか,私たちが自然の一部であることを忘れ,人工と自然を分けて考えるようになりました.

 

自然を見ていると,循環することで継続,発展しているように感じます.生き物自体が生まれて死ぬというサイクルを繰り返し,同種のコミュニティや種族間ネットワークの中で循環し,地球全体が継続,発展しています.

 

そのような自然のもとで生まれた私たちは,なぜ循環の渦に溶け込むことが出来ないのか.

自然の一部だったのに.

 

私たち人類は,地球に所属していることを忘れてしまったのかもしれません.大きく発達した知能と文明の中で,傲慢になってしまった.

 

しかし,発達した知能と文明を持った上で,自然が生み出す循環の渦に溶け込むことが出来たなら,それが共存であると思うのです.

 

自然から学び,循環社会を創造する.その循環を自然と同期させる.

 

そうやって平和になっていくんじゃないかなあ,と思っています.