人類を進化させた物理学の役割

 

今日は,私が卒業論文の結論部分にぶち込んだ文章を載せます.

 

研究内容とは直接関係なかったのですが,4年間物理学を学び,感じた最も大きなことです.

 

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ここでの意見は,まだまだ物理学や世界を理解していない拙い私個人の考えにすぎない.

 

 

物理学科で四年間学び,物理学の概観が見えてきた.

もともと人間は,自分の存在意義を知るために哲学していたが,人間を生んだ自然を理解することを通して,人間自身の生まれた意味を知ろうと自然科学が生まれた.

そしてその自然科学の本流は常に物理学(昔,自然哲学と呼ばれていた)であったと思う.

 

その自然に対する探求は紀元前,ソクラテス以前に始まっていたと考えられているから,自分自信を理解する学問の旅は哲学に始まり,紀元前には自然科学=物理学に至っていた.

 

この旅を真理の旅と呼んでみる.

 

二十世紀に入り,真理の旅は不確定性原理や量子力学へと至る.

時空を記述する相対論,不確定性を示すミクロな世界と,私たちが生活するマクロな世界をつなぐ統計力学などが次々と発表された.

 

 

私は二十世紀で,真理の旅に貢献する中心学問としての物理学の役割は終わったと考えている.

 

この2000年間,真理=物理学といって然るべき歴史だったと思う.

しかし,物理学で世界の全てを理解しようとした多くの物理学者は,ミクロな世界に長年隠されてきた不確定性の前に打ち砕かれたのではないか.

世界の全てはわからないことがわかったのだから.

人類の叡智をもって解明された,世界を記述する真理の数式には偶然性の項が含まれ,世界を統計的に表すことしかできなかった.

 

私は,二十一世紀に入り,真理を開拓する学問は物理学から生物学に移ったと考えている.

私はここで,人間が生まれた意味を知るために解明してきた道程を真理と呼んでいるのであるが,長く物理学が真理を開拓し,宇宙の根底には偶然性が内包されているところまでは来た.

次に開拓されるべき真理は何か.

それは,私たちの意識であると思う.

意識までも偶然性が支配しているのか,ということだ.これが人間が今一番抱くべき重大問題だ.

 

どのように理解すべきか.

まずは単純生物の行動原理に偶然性がどの程度関与しているのかを知る必要がある.だから生物学だ.

 

私は,人間の知的欲求は,自分自身の存在意義,存在価値を知りたいという欲求に由来していると思っている.

その欲求が哲学,自然哲学(物理学)を経て,生物哲学と呼ぶべき学問まで至り,今後は,人間以外の生物と人間の違い,人間の意識や感情の由来に至るであろう.

 

 

私は,真理を知るために物理学科に入り,不確定性に打ち砕かれた一人だ.

しかし今,物理学が人類に果たした功績と,次に取り組むべき課題を知れたことが,この四年間,物理学科で得たもっとも価値のあることだと思っている.

前のSectionの話(卒論での話)に戻ると,「生物や人間や人間社会にどれだけ量子効果が含まれているのか」は,現在の真理の旅の最前線であり,私が生涯をかけて取り組みたいことだ.

 

私は,真理,つまり,人間が生まれた意味や価値が解明されたときこそ,本当の平和が訪れるときであると思っている.

 

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このような感じです.笑

 

大学の先生がこれを読んだら,すごく何か言われそうな気がしますが…

自分の論文だし,学位論文だしいっかー.という適当感.

 

そもそも平和を研究目的にしてHeisenbergモデルをやってる時点で自由にさせてもらっているのですが.

学位最低ラインぐらいのものは身についたのかな,くらいのヒトですので,あまり専門的な話は参考にならないかもしれません.

 

今回はこのくらいで.

頭が回らなくなってきたので寝ます.

 

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